ボルダリングのメリット
最近注目を集めているスポーツの一つにボルダリングがあります。スポーツクライミングが次の東京オリンピックから新種目になったこともあり、ボルダリングにも注目が集まっています。
オリンピックで実施されるスポーツクライミングは3つの種目を合わせた複合競技で、通常は単種目として争われるリード・ボルダリング・スピードを行い、この3つの合計得点で順位を決めます。
そのため、今まで単種目で活躍していた選手も、本来は専門じゃない種目のトレーニングをしていかないといけないようです。
ボルダリングを含むスポーツクライミングは、身体の柔軟性を活かし、頭を使いながらゴールを目指すスポーツです。体力勝負の競技が多い中、この競技は指と腕の力を利用しながら身体のバランスをとり、登っていきます。
筋肉量をそれほど必要としないため、力の弱い子供や女性でも始めることができます。ダイエットとして始められる方もいます。また、この競技はスタートからゴールまでの道筋を1人で組み立てる必要があります。そのためゲームのような攻略感があり、楽しめます。
多くの競技は同じトレーニングの繰り返しをして身体作りをしますが、ボルダリングの場合は毎回違うコースを攻略しなければいけません。そのため、身体作りはもちろん、考える力をトレーニングすることになるのです。
このようにスポーツクライミングは身体と頭を使います。続けるうちに身体はバランス感覚が鍛えられ、自然と均整の取れたスタイルになります。
また毎回違うコースを攻略するため、新しいことを粘り強く考える力が付きます。その楽しさから、この競技にハマる方が増えています。
ボルダリングとは
ボルダリングというスポーツは一見、ロッククライミングの室内版、という風に見えます。しかし、その中にはいろいろなルールがあります。足をかけていい場所、その難易度に合わせたコースといった具合に様々なコース・ルールを楽しめるのが魅力です。
メンタルトレーニング効果
ボルダリングは、力だけではありません。もちろん力も必要ですが、ムーブと呼ばれる独特な動きや技が必要になります。更に必要なのは、絶対にできるという強い意志とできた自分をイメージするメンタルも重要になります。自分がイメージできない動きが壁や岩の途中でできるはずがありません。このスポーツには3つの要素が必要になります。
フィジカルトレーニング
フィジカルを鍛えるためには、限界まで体を追い込み筋肉組織を一旦壊し、筋肉組織が回復するときに壊れる前より丈夫にしようとすることで筋肉が肥大します。単調なトレーニングが苦手な人には辛いトレーニングですが、ボルダリングは楽しみながら、筋肉に負担をかけるスポーツですので、トレーニングというより遊びながらフィジカルが鍛えられます。